熱血先生に感動しました
数日前に放送されたテレビ番組で、熱血ヤンキー教師がワケあり定時制
柔道部を指導する、という番組を録画二倍速で見ました。
家庭環境やコンプレックスのせいで、非行を起こしたり無気力になったり
した高校生を、厳しくも愛情いっぱいの言動で鍛えていました。
三輪先生の熱血指導で心身ともに鍛えられた高校生達は、失敗を恐れず、
困難に出会っても逃げずに立ち向かい、社会に出てからの矛盾や理不尽
にも負けない強さを身につけていきました。
三輪先生の言葉には「アホ」「帰れ」のような乱暴な言葉もありますが、言葉
一つ一つにたくさんの愛情と期待が込められています。真剣に高校生と向き
合い、信頼し、反省を促し、これからの成長を信じているのです。
そこに体罰は一切ありません。だからこそ心と心で繋がる信頼感が深まり、
感動の卒業式を迎えることができると思います。
近頃、教師やスポーツ指導者による体罰が全国的に問題視されています。
体罰は絶対に許されることではありません。
番組の最後は
「叱る」ということは怒りを抑えて、愛情と理性をもって諭すことである。
という言葉で締めくくられました。